<記録NO,98>



とある日、ログイン直後。






すぐに入れてもらったナイスパーティー。
ENGAWA4人、UC4人となんかうまく半々だった。
偶然ですけれど。









そんで、ゴブリン。
今日はゴブリンと戦って経験をもらおう。



どんどん集まるゴブリンたち。
それを1匹づつ順序良く倒していきますの。

ここって今も昔も人気スポットなんですよ、
経験が欲しい冒険者たちの狩場になっているわけです。

常に2,3パーティーはいる感じですかね。
んで、たまに失敗しますと思ったよりたくさんゴブリンきちゃったりとか、

そんなこともあって逃げたパーティーの連れてきたゴブリンによって
こっちが全滅とか、その逆もあるんだね。

















こんなふうにね。



久々に綺麗な全滅。
こんなちっさいゴブリンだけど、数があつまりゃ相当危険。

レベルの高い戦士のみなさんもさっくり死んでしまいますの。
なめると怖いす、はい。















丁度近くにいた、Primeraさんに助けてもらいました。
なんかこの方に助けてもらったの何度目でしょうか・・

というくらいやたら蘇生して貰った記憶がありますわ。
戦場でも、狩場でも・・
























レベル30台の頃ってもっと経験が貯まるの早かったと思うんですけど
40超えてからというもの、狩りもまぁそこそこしてるんですが

ホント、貯まりませんな。
EXPのバーがちっとも動かないすよ。

んなわけで、そんなに死んでないんですが、
今日も、

レベルアップは無しね。
また今度。






























ぜんぜん違う日。










またもや、ログイン直後から始まる出来事。






なんか人が集まってました。
名前を見てみると、知ってる名前ばかり。

聞くと、ギルドの遠足だっていってました。
なるほどなるほど。

今日は縁側のみんなもRvRだったりパーティーも空いてなかったので
ずうずうしくも、


こっそり





輪に入った。
進入成功。



よくよく見れば、ほとんどの人が知り合いで
狩も一緒にしたことのある人たちだった。

で、今日の遠足はあの、なんたらゾーン。
ドラゴンのいるところ。


ドラゴンゾーンね。
面倒だしそう呼ぶ。





目的はなんだか知らないけど
とにかく遠足。

縁側の遠足にゲストを招待することは何回もありましたけど、
バジリコがゲストとして連れてってもらうのは初めてだ。























その中の、




Tialaさん。
なんとなく神々しいこのお方、レベル50のウィザード。
着てるローブだってトレーナー色っぽいすよ。

そうだね、Kinoさんは先輩なんで、Tialaさんは

大先輩って事で。



きっと、その物凄い火力で敵国の人たちを

焼き尽くすんでしょうな。

偉大っすね。

バジリコもはやいとこ、レベル50にして
それは偉大な魔法使いにでもなりとーございます。

ん、それよりも、なんていうか


修行やめたい。
ってのが本音だろ、うん。






























話がそれてきたところで今日は遠足。
バジリコはゲストなのでおとなしく着いていきますだ。

さてさて、どこへと向かうんだろう。









出来るだけ端っこを進むのはどの団体でも
基本なんですな。

ど真ん中歩こうものならそりゃぁもうたくさんの鬼さんに
もみくちゃにされますわな。









前にも来た、鬼の家、
襲います。








寝込みを。
卑怯すか。

ZzZZZzzZzって判りやすく寝てますわ、
殴れば起きますけども。





























更に進んで開けてきた、初めて来た場所。





白い岩の大地が広がってました。
こんなところもあったんすね。



大きい岩の上には名前がついてる鬼さんがのっかってます。
なんかずいぶん偉そうだすな。
鬼の大将ってやつですか。

お山の大将すね。



んでそいつら呼べば、




猛ダッシュ。
いいフォームだ。


鬼さんから見れば、僕らちび人間がわらわらと。ってな感じか。






多分こんな感じ。






ちび人間が矢を撃つ!




ぷすっ
(刺さった)







「おらあぁああああ!!」

みんなでダッシュ。







ちび人間、魔法詠唱。













多数の鬼たち。





















「ZZZZzzzzzZZZZz・・・」

寝てる。












そんな状態と予想。

まぁ。

寝て起きたら殺された。
みたいなそんな死に様なんでしょうな、この鬼さんも。











どう進んだのかは分からないけど
怪しい雰囲気な枯れた森。




前面枯れた木に覆われた、
なんとなく、
死の森

って勝手に名前をつけてみた。


ただ見る限りではなんもいない感じ。
地面もなんか死んだ土っぽいのですよ。







かなり分かりにくいですけれど、




湯気なんかもやもやしてました。
実際に見るとすごいリアルに煙ってますのだ。

こういうのってすごく大事。
この世界にどっぷりはまれる瞬間なんですよ。





























たどり着いた深き森。




この森には鬼の親分が住んでいるそうな。

木の間にちらっと足だけ見えたりしてますが
あの鬼たちなんすかね。

ここまでも鬼はたくさんいましたけども、
親分はちょっと違う。

分かりやすく違う。
っていうのも、

そこらの鬼より、























倍くらいデカイ。
なんて分かりやすい違いだ。



そしてそりゃーもうとんでもなく強い。
2パーティーですけども
結構な高レベル集団なんすよ、きっと。

大先輩もいるしね。


それでも親分、








ぶんぶん殴る。
ぐるぐるしてる。




























そんな近寄られて







すげぇ怖いし。
寄るな触るな。






















そしてフォームは、






ホーガン投げ。
投げたっ。
































ああ、死んださ。
全滅さ。


んでも蘇生できる人がその場でログアウトして何とかなった。
なるほど、そうすれば全員リリースでわざわざ帰らなくてもいいのですな。

もしかして、このギルドの方たちって・・・





全滅慣れしてますか。
そうとしか思えない手際の良さだ。













で、みんな蘇り、休憩なんかしてますと、
不思議な光景を。

ふらふらとどっかから戻ってきた親分。
そして手下らしき鬼たち。












仲間割れ。
ぶんぶん殴り合ってます。


んでもさすが親分、1匹の鬼くらい屁でもないすわ。

でもすぐに













囲まれてますな。
なんすか?これ。





まぁ、結果親分を倒したのは冒険者ではなく、

手下の鬼達。

というなんてドラマチック。

































そしてクライマックスへ。。















あれか・・
あそこに。



遂にバジリコもここまで来た。
前もこのあたりまで来ましたが、あの怪しい建物が見えるこのあたりで

はい、全滅。

なんて悔しい過去が。

今回は慎重に進んできっとドラゴンに会うのだっ!
恐る恐るぎりぎり端っこを進む冒険者たち。

道の真ん中には無数の鬼たちがドラゴンを守るように配置されている。

怖くて右側に目をやるバジリコ。
























ぬあっ!!



こっち来てる。
またすか・・









物凄い数の鬼たちがわらわらと走ってきた。
ああ、またあの悪夢が蘇る。

また!、またここで終わるのか。







何とかしなければっ!
そう、誰でもない、バジリコが何とかするんだ!!


いつもは弱気な僕だけど、
いつかは偉大な魔法使い。

そう心に誓って修行してきたのだ。

今こそその成果を出すときなのか。


そう心に強く念じた瞬間、あの伝説の呪文が発動した。






























パルプンテ!
またか。






次の瞬間、冒険者たちは
何と

安全な場所まで

















ワープした。
うむ。















































わはは、
冗談冗談。

うそっぱち。






と、勝手なストーリー。
ホントはバジリコがぼけっとしてる間に


みんなが片付けた。
そんな種明かし。


































おこんないでね。
あははーってか。






























で、続きか。










あ、



いた。





ここが噂のドラゴンの巣ね。ふむふむ。
まぁ場所的に



いかにも、な感じ。

ま、いいけど。




と、大先輩。
「ドラゴンにRootかけてみる」

となんと偉大な台詞を残し走り出す。

あの氷の柱が

かきっと

出るあれですな。


















すっごい見えにくいけど、






本当に行った。
おおっ



あの氷でかきっと魔法って、敵の大きさまで広がるから
きっとすごい事になるんでしょうな・・
































ぼふっ
あ・・死んだ。










































あっはっはっはっはっは
死ぬほど笑った。


久々に笑った、笑いすぎて腹痛いくらい笑った。
いやいや、なんか大先輩Tialaさん、




















あなたが欲しい。
素敵すぎます。


























と笑ってる間に、
みんな仲良くね、うん。






ぼふっ・・
あわわ・・




んでもなんか全然痛くないの、なんで?
バジリコが一番遠くにいるのは確かなんだけど



それでも何回も、











ぼふっ
ちょっと熱い。


どんどん近寄ってくるし、
なんかドラゴンさん怒ったみたい。


近くになるほど熱いんでしょうか、このぼふっは。
何回も何回も頭燃やされまして、








なんかだんだん炎が



パワーアップ。
いいかげん熱いぞおい。






















とと、こんなとこにも




鬼親分。
変なポーズ。







めちゃめちゃ燃やされて熱かったよ。
あんなんどうしろというんですかね、まったく。



でも最後は、








冷たくなった。
いやいやでかいね、うん。