<ダークアイズの記録>

最終回



2話目で最終回とはなんとも。
ま、1話目は既にやめていた段階で記録したものである。

ダークアイズを死ぬほどプレイしていた頃から

「日記」

と呼べるものは何回も書いてきた。
もともと飽き性である私なので、
HPを作って、暫く楽しく更新。

飽きて放置。

一から作り直し。

というローテーションで
何となくここまできたのです。


























私をネットの世界に引き込んだダークアイズ。
その世界も遂に今日で終わる。

この世界でたくさんの友達が出来ました。
いまだに名乗る、「縁側」という集団もこの世界から生まれたわけで、

たかがゲームですが、

なんか忘れられなかった。
ついに解約することなく、この日になりましたわ。

んなわけで、まぁ















最後だし。

というくらいの意気込みで。









急遽、インストールしまして

ぼく、




カズといいます。
わは





気づいたら青かったんで、

青魔剣師

なんて名乗って調子づいてました。

超そのまんま。


ログインしてすぐの町ヒュート。
ここには相変わらず誰もいなかった。

予想通りなんですけども。








ふと、そこにあった立て札を読んでみた。






カーナも元気か。

この場所でいつも縁側がたくさんたまってましたな。
ここに来れば誰かいる、そんな町でした。





















銀l行員の横を通り過ぎ、
目指すはインファンの首都サプライ。

あそこへ行けば、人はいるはず。
とにかく最後くらい、誰かに会って話して終わりたい。





























道中、




なにこれ。
モンスターすか。


つる草だらけのボディーに
中心はというと、なんかぴかぴか

エレキテル。

あそこに挟んで人でも食うんでしょうか。

かなり冒険したデザインっすな、あれ。
すっかりこの世界も変わったようで。

























途中に立ち寄った懐かしい建物。

<邪教の館>



よくここで狩とかしたよね。
この中ってやたらPKが多かった気がします。

それも良い思い出。


























そして、首都サプライ。



とにかく、人に会いたい。
果たしてこの世界の終わりに、どれくらいの人がいるんだろう。
出来れば懐かしい知り合いに会って最後を迎えたいすわ。













とと、
建物の影にコソコソと発見。



エイスダーク!
見つけた。

その世界ではきっと有名である彼との再会。
なぜか、首都の中心から微妙に外れたこの裏街道で見つけた。

いやー、人に会わないねぇ。

うーん、そうだね。

裏道だし。

納得。




とにかく、人に会えた。
まだまだ今日は誰かに会えるはずだ。

でもここにいる限り、このまま3人きりで

終わりそう

なのでもっと中心に行くことにした。

























また一人、懐かしい



あんこ熊人。
わはは

あの馬に乗ったまっくろな男。
出会いは相当前のどこかのダンジョン。

種族は敵なんですけど
あのおかしなキャラにはまりましたわ。

装備はわかる人は判ります、暗黒シリーズっすね。

まぁ、あんことは違う世界で毎日のように会って
話したりするんで、

あんま懐かしくない。

まあね。

あの姿は懐かしいすけど。






























場所は変わってサプライアリーナ。
ここは誰とでも戦える場所。

昔は戦闘好きな方達で賑わっていたものです。



と移動してびっくり
中心のシンボル前よりも、ここの方が

混んでいた。

やっぱり最後も戦闘すね。
魔法とかずいぶんと派手になってましたわ。



ここで再開する人たち、
みんな楽しそうに懐かしそうに再会を喜んでいました。

出会うなり



わー、久しぶりー

おお、こんばんわー


わーわー



さくっ。
みたいな、こんな挨拶。

実際私も

数回斬られました(汗













































かなり見づらいですが、名前つきで。




いやいや、懐かしい人たちでしたよ、うん。
みんな好き勝手にニックネームつけてますんで、
あんまり誰だか


わかりませんでした。



いやぁ、ラーズさんなんて懐かしい。
まだ生きてたんすね。




























舞台は変わり、
ここは敵国オーガルの首都、エンドラス。




ここもたくさんの人で賑わっていた。
世界の終わりを惜しむように、それぞれの話題で盛り上がっていたようだ。









エンドラスで見つけた懐かしい人。





出会ったのは、当時のレアアイテム「伝説だった盾」の出る狩場。
やたらクールでカッコいい喋りに惚れて、勝手に友達に。

その後もあちこちの狩場で会ったものですわ。






















そしてエンドラスで見かけた知り合いもう一人・・
「仮面の白騎士」


かなり、



意味ワカラン名前

ですけど、かなり古いお付き合い。
ダークアイズ初期から、そして縁側という集団が出来たときからの仲間。

だから、まーここで会っても

全然懐かしくない。

その姿だけ懐かしい、うん。



んで、ここで見かけたとき、何してるかと思えば
一生懸命





人殺してた。
なにをしとるか。

























マクリさんも懐かしい。
リニューアル前の最後の戦争では共に戦った。

最後まで男前な方でした。






























馬にまたがり雪国を目指した。



全盛期、この地域での発掘作業が盛んでした。
「インファンはお金持ち」

この発掘こそが、その理由であった。
やる気になれば相当な稼ぎが出来きました。

その発掘中を狙ったオーガルのPKも多発したりして
その頃がやたら楽しかったすね。







雪国の中にある町。

エベレーション。


この場所でこの世界の終わりを見届ける方達が
集まっていました。
きっとこの町に思い出のある方達なんでしょう。

なぜか、














仮面の白騎士も

なんかいるし。
































もう1回立ち寄ったサプライアリーナ。
懐かしい歌声が聞こえてきた。




















最後のドナドナ。

どこにでもいる、白騎士。
当時は毎日歌ってたね、しろ。





































さて、世界の崩壊も近い。

インファン、オーガルの対立の歴史。
デイモンマスターの存在。

色々な歴史やなぞがありましたがそれも今日で全てが終わる。
この世界そのものが無くなるのである。

思えば魔剣師に生まれて駆け抜けたこの一生。
何かこの世界に残せたのだろうか。


ああ、終わるんだ・・





















両首都では、たくさんの人々が集まり、
世界の最後は笑って終わろうと。




って、




人多すぎ(汗
ウォーリーでも探そう。






























俺はどこで最後を迎えよう。
賑やかすぎるのもなんか苦手だ。






この世界、気絶するとワープが出来る。
最後にお願いしたのはエイスダーク。

彼に斬られるのはこれが最初で最後だ。
















その後、彼と会うことは二度と無かった。


































我が家はまだ残っていた。
主人の留守中も、ずっと帰りを待つように。

ありがとう。



















最後に自分の家の中を見て回った。






そうそう、この加工部屋で腕を磨いたんだよね。
でも才能が無かった僕は大した技術も身につかなかったよ。

いまだに材料だけが残った倉庫が悲しかった。






























栽培部屋で種植えたりしたよな。
ろくなもの作れなかったけど、楽しかったよ。



























ペットの部屋。





ずっとここにいたんだね。
時には僕の盾になってくれてありがとう。

でも、もうさよならだね。
言葉は判らなくても、きっと世界の終わりを感じているんだろう。
心なしかさびしげな表情だ。































無意識にたどり着いたのは思い出の町ヒュート。
同じ思いの仲間達も集まっていた。

最後はやはりここなんだね。



もう2人ほど、世界から消えてしまったようだ。
最後に会えたホーンも、このときすでに動かなくなっていた。

確実に終わりはそこまで近づいていた。































そして、白も消え
最後の一人になってしまった。




妙に静かな空気が流れ、世界は人々を消し去っていく。
僕ももうすぐ消えてなくなる。






















いよいよか、



自分の順番が回ってきたようだ。
もう意識もあまり無い。

みんな、ばいばい。












































そして、永遠に僕はいなくなった。







































その頃首都では、



バカ騒ぎ。
わー