<記録NO.130>



さて、要塞です。

何ですか、ここの宝箱をバジリコが開けると
白魔道士ようの帽子が出るんだって。

ぼんやり知ってましたけども、
特に、いらないかなぁ・・・なんて思ってたわけで
あんまり気にしてなかったのだ。

んがっ!

仲間達に連れられて、今日は鍵だけでも。
って事で、ここガルレージュ要塞に来たのです。

















てきとーな場所にキャンプして、
鍵を落とすという敵を狩りまくる。



なぜか、やたらと

カメラ目線

な、たっとんは狙ってるんでしょうか。

撮影のタイミング読まれてる!?















敵を次々と倒す最中、
何か目の前にお宝沸いたりとかして、
今鍵が出たら、いきなりゲットじゃないすか!

ちょい興奮気味に狩りまくるも、
ライバルの多いこの一帯では
さっくりと開けられてしまいました(どーん

しかし、とにかく出ない鍵。

あまーく考えてましたけども、
結構でないもんすね、鍵って。


















そんで、



あんだちみわ

同じ目線に立つばざやん。

いつも足元で転がってるのに
今日は随分と強気なのね。















なるほど、



そこから殴る

そういう事ですか、
どうみても届いてないですけどね。


とまぁ、どのくらいだろう。
数時間かかって鍵をゲット。

そのまま帰る予定が、
途中の段差上になんと宝箱を発見っ!

ターゲットは出来るものの、手が届かない・・・
コレなに!?この気持ち!

「あんな帽子かぶりたくないやい」

強がっていたバジリコも
気づけば必死になっていた。


















さてどうしよう。

あちこちにライバルがいるが、
どいもソロが多いらしい。

現在お宝が置かれている地点には、
4人でスイッチに乗っからないと
開くことの無い扉の向こう側。

こ、これはいけるんじゃないか!?

バジリコは緊張していた。

スイッチの部屋へ移動、そして各配置に。
結構ドキドキしていたが、もっとドキドキしたのは





数匹の敵に、

バジリコが
絡まれたときかな


アハハ、緊張してて
スニーク切れたの気づかなかったわ!



















「きゃー」

なすすべもなく、瀕死のバジリコ。
仲間の助けでエスケプ脱出大成功。

みんな、冷静だよな・・・

バジリコって比較的、

簡単にパニック

する傾向があるんです、怖いですね(わは



















気を取り直し、
少数で再び突入。

自前でスニークを使える4人で、特攻した。
うまくいくかな・・・

向かう途中に宝箱の存在を再確認し、
例の扉を開けるスイッチに。

すぐさま走れるように、
バジリコは一番手前のスイッチ担当だ。

手前なんで、一番最初に
バジリコが乗る。

乗る。





















乗る。





















乗る・・・・・?





















の・・・・・























・・・・・・・・・


















乗れない(汗

なんだ!?

何かがつっかえる!

目の前にスイッチあるのになんで!
良く見ると既にそのスイッチは

沈んでいる

ポチッとターゲット。

んー、誰か透明な人が乗っている。
誰か間違えたのかと思いましたけども、

全然知らない人が乗ってました

ライバルですっ!

ライバルなんです!

さっき扉前にいたと思ったら、いつの間にかここに!
開いた瞬間猛ダッシュ予定ですね!

ここでバジリコ、

若干パニックに
また!?


とと!突然走り去る透明人間。

なんだ!?開いたのか!?

と思わせぶりな行動に、
バジリコはもう

全開パニック

きゃー、もうだめ




















透明人間は、スニークを唱えた。

なるほど

スニーク切れそうだったんすね、
でも流石です。
この状況で、

それに気づくなんて

とにかく急いで僕らの計画を!

開いた扉に最初に飛び込んで、
お宝めがけて猛ダッシュ。

最初に入ったバジリコが、

最後につくなんて

いったいどういう事でしょうか。

途中、あしゅに

「ばじさん、そっちじゃない(笑」

なんて言われてましたけども、
違う、違うんだよ。

走るバジリコの周りの空間がゆがんで
道があちこちに分かれて

ダンジョンなのに空が見えたりして
でも満月綺麗だったし

何ていうのかなぁ
異次元って、

あるんだよなぁ

誤魔化せましたでしょうか。



















とまぁ、色々とバタバタしまして
仲間にもたくさんお世話になって、

無事に帰ってきたバジリコ。
その姿はコレ、

















さあみろっ!



どーん

どうですか、コレ。

なんで見る人見る人、

大爆笑ですか

ちょっとダンディーなサンタクロースじゃないすか。
イケテルじゃないすか。

んー、似合う。

「キモイ」

とか言ってるのは誰よっ!

ほぼ全員

何だとー













この高貴な姿でみんなを癒す。



幸せのおすそ分け。

みんな、とっても有難がっていました。

に、違いないと思い込んだ。














ところで、癒し系ダンサーズ。



見詰め合う二人。

衣装はコレ以上無いくらいピッタシね。
しかし、怪しい雰囲気が。
















言葉は無くとも、分かり合える。



いつしか二人の間には愛が芽生え

る事もなく

バジリコ、まだノーマルな世界に。














ってあんたら、



それも愛!?

ばざやんは、十円の股下ぴったりサイズ。

「最近、ここがとっても落ち着くなぁ」

ぽろっと漏らしてた。














負けずに僕ら、



白い塊に。

何回も言いますけども、
バジリコでかい。

でも頭のでかさは、

ばざやん優勝

そんな感じですね。











今日の冒険の記念に、一枚。



ホントは20枚くらい撮ったんですけども、
選んだ一枚に、十円がいないなんて

今気づいたわ

ま、気にしないでね。

さて、
場面をガラッと変えます。
ちゃんと着いてきてね。















突然ですが、

母さん!



事件です

走ってます。















とにかく、急いでます。



いや、いつもの

寝坊じゃない

そんなしょぼい理由で急いでるんじゃないのだ。
人の命がかかってるんですっ!

「わたしは外科医だ。患者が待ってる、そこをどけっ!」

なノリなんです、バジリコ的に。














十数分前、

バジリコは一人、船に乗っていた。

釣りでもしながら、マウラへの定期船。
出航と同時に飛び出した甲板には
タコの形の敵がいた。

その名は、Sea Horror

突然殴られるバジリコ。

「な、なに!?すんごい痛いよっ!」

コレって、あのめっさ強いと噂の新NM。
当然勝てる見込みは全く無い。

ついてないぜ・・・

端っこによけて、潔く死んでやろうと思ったそのとき。

「力を合わせて戦いましょうっ!」

と、Loyさんという方が。

すかさず組んで、二人に。
それでもキツイ・・・・だめだ、巻き添えにしてしまった。

そこに現れた一人のシーフ、Leanさん。

「力を貸しますよっ!」

心強い仲間がもう一人加わった。

それにしても、減らない敵の体力、
そしてじわじわと追い詰められていく3人。

「ああ・・ごめんぼくのせいで・・・」


















そのころ船室では、目的地までの船旅を楽しんでいる
真っ赤なヨロイに身を包む戦士Proclusさんがいた。

「ん?何事だ、外が騒がしい」

甲板で戦う3人の騒ぎが聞こえた。

彼は立ち上がり、外に。
そこには、今にも倒れそうな3人と
凶悪なモンスターの姿が。

「私が相手になろうっ!」

また一人、バジリコの

犠牲者が

い、いや違う。心強い助っ人がっ!




















スーパー戦士が加わり、
ぼくら4人は少しづつだが、巻き返す。

これはいけるかも!

4人は最後の力を振り絞り、
その全てをSea Horrorにぶつけた。

頼む、倒れてくれSea Horrorよ・・・

そのとき、空に雷鳴が鳴り響いた。
ピカッと空が光り、一瞬視界を奪われた僕らを
ヤツは見逃さなかった。

ザシュッ

ヤツの渾身の一撃がヒット。
鈍い音とともに、そこに倒れこんだのは
シーフLeanだった。

「こ、こいつっ!」

戦士Proclusが怒りに震え、
捨て身の攻撃に打って出た。

ソレに続くバジリコとLoy。
もう、前に進むしかなかった。


















そして遂に、船上での戦いが終わる。

時間にして、10分ほどだろうか。
とても長く感じたこの戦いは、
一人の男の死と引き換えに、勝利を収めることが出来た。

「元はといえば僕が・・・」

肩を落とし、その場に崩れ落ちたバジリコに


っとと、このへんで















お茶の間劇場、

終わります

すんません、妄想してました。

















ようは、船でNMに絡まれたバジリコを
助けてくれた3人のうち、一人のシーフさんを
死なせてしまったわけです。

ホントすいません、超駄目ですぼく。

バジリコ、一応レベル61の白魔道士なんですけども、
未だにレイズUなんて持ってない。

ずっとお金ためてたけども、
そうそう貯まるもんではなく、今に至っていた。

あぁ、助けてくれたこの方をレイズUで
蘇生することが出来れば・・・

そこでバジリコ

ひらめいたっ!

「くーりーん!」

「豆隊長くりーー」














何も聞かずに、

お金貸して

思いっきり言ってみた。



















クリン「な、なんだ突然っ!」

いいよ

すんません、すんません、

ついでにアレコレあちこち

「保証人になって」

それはだめ

調子にのりました。
















と、いうわけで
船からデジョンでジュノへとび、
生まれて初めての借金をしたバジリコ、

急いであの憧れ大魔法レイズUを購入し、



テレポでとび、マウラへ。

の、この超急いでる場面へと、
綺麗に繋がったわけでした。















そして初めて使ったレイズUは、
僕の為に死んでしまったLeanさんに。



コレで少しでも、
Leanさんの、修行の成果を取り戻せれば。
















で、ずーっと死体をみていたという
隣のガルカさんは



知らない人です

関係者の皆様、このご恩はたぶん忘れません。

<記録NO.130終わり>