<記録NO.153>



ずの港でお友達に会った。
みみちゃんに、みしゅあさん。

2人とも、高級なカッコで。

バジリコの服なんて超擦り切れてますけどね、
心なしか、黄ばんでますし。

あの赤いローブ、知ってますかみんな。
着てるだけで、
MPじわじわ回復してくれるんですって。
















競売覗くと、数百万ギルって
多分バジリコ、一生買えないんじゃないでしょうか。

簡単に予想出来てしまうわけ。
生きてる内に、着てみたい。

思い切って、

「その赤い服、ください」

何てね。アハハ














バサッ



超似合わない

多分、世界一。

デカさがちょいキモい。
ローブって、小さい程似合うんじゃないかな。

何でこう、後衛系の何を着ても

ギャグになる

てーのはしょうがないんでしょうね、
前衛系の体してるってのは。



どう見ても明らかに悪い人。

だいたい赤って、
戦隊ものでも主役級な扱いで
いつでも熱く燃えたヒーローみたいな。

ソレにはなれそうも無かった。
















ところで、

「その服ください」

に対して渡されたこの服。

バジリコが貰った。という事ですね。
いやぁ、太っ腹。
こんな高価なプレゼントは、初めてですよ、ホント。

売れば数百万の財産が手に入る。
とってもお金持ちになってしまいましたよ。

「んじゃ、コレ着て出かけてきます」

何て軽いジョークも
言えないくらい

手が震えて

汗も出てきたんで、
速やかに返却しましたよ。

小心者でした。















貧乏人が、ある日突然
大金を手にすると

人生狂いますんで

気をつけましょうね。

ああ、怖かった。
















さて、最近のバジリコ
サムライのレベルが上がって、
ついにサポである戦士レベルが足りなく。

メインレベルの半分切ると、
何となくヘボイですし、



しょうがなく

修行したりしています。

前衛で野良って緊張するんで、
コレもまた、仲間達に頼みこんで。

こんなムキムキしてて

自衛隊誘われそうな

体してるくせに、
前衛のお仕事苦手なんだって。
ムズイっすね。












釣りに興味が出てきて、
ちょこっと勉強したりとか。



目的は勿論

お金

なんですけどね。
ハラキリのクエストとか、やってみたいのよ。

釣りスキルにおいて、
大先輩であるサージェントさんに
アレコレ聞いてみる。

「ハラキリって儲かりますか?」

儲かりません

即答いただきました。

「フナ売ったほうが早いすよ」

へえ・・・・















軽く

夢砕けた夜

さて、どうやってお金を稼ごうか。

一攫千金をいつか体験したい。
世界一めんどくさがりなバジリコには、

多分無理

宝くじとか売り出してください。
















バジリコがサムライ修行で
ついにAF装備になりつつあるように、
一緒に修行中の仲間達も同じであった。



忍者ホーンのAF宝箱のカギを
取りに来たここ海蛇の洞窟にて。

無事、鍵は出たところで
バジリコ何げに、ここら辺のお宝ポイント
知ってたりしたもんで

くるっと一回り。

って、すんなり発見。

メインジョブの戦士で来ていた
ホーンは、ノーグで忍者にチェンジし
戻るまでお宝を守った。














お宝の前で
デカイ白魔道士が立ちはだかる。

アンニュイな表情でサハギンとか見つめてた。
一人だけちらっと通りかかったけど、
なぜかバジリコには

近寄らず

走り去った。

守ったね。











んまぁ、中身は



クリン

でしたけどね。

縁側な仲間達が開けるお宝って、
やたら出るよね、この

ハズレ人形

もういっぱいたまったわ。

でも開ける前に、














わかるんだけどね。


<記録NO.153終わり>