<記録NO,19>


白い魔法使いバジリコ。
レベルはそろそろ25になりそうです。

種族はエルヴァーン。
生まれつき戦士向きな我が種族なんですが、
よりによって魔法の道へ進んでみた。

体力はそこそこあってもMPが少ないってもんだ。
サポートジョブに、黒魔道士をつけたり装備はMP+な物を選んだり

何かちょっぴりの努力もしてますわ。

でもね、そんな出来損ないの魔法使いみたいな感じが

すんごく気に入ってます。

エルヴァーンに生まれたけど僕は
魔法が大好きなんだ。

魔法は苦手な種族だけれど、
それでも魔法に生きる生涯にあこがれる。




へたくそなりに、人より多くの修行をするのだっ!





























そんでいつの間にかバジリコも
いやいや、遂にと言うべきでしょうか。



レベル25だっ!

とうとうあの憧れの大魔法

レイズが使える

お年頃。

そうだよ君、死んだら僕が蘇生しますわ。


それにしても今日のパーティー、
レベルがみんな同じくらいで良い感じだよね。

上から見ると、

26

25

26

25

26

25


って随分綺麗にならんどる。




この日にレベル25になったんですが、
まだレイズは使えません。

だってバジリコ貧乏なんで

まだレイズ買ってないす。
はい。






























「ミッション」

そうそう、何度も言ってますけども
クエストとは一味違う、ストーリーに大きく関わったお仕事ね。

バジリコはその国家のお仕事どこまで進んだかっていうと、
ああ、どこまでってよくワカランですけど

とにかく今は

ランク2。

もうずっと前からランクは2。

レベルはもう25になってますし、そろそろランク3を目指そうじゃないか。
そう思っていた今日この頃なんですよ。

んでギルドのチャットでの会話を
盗み聞き

してましたらどうやらエスパがミッションをしに行くらしい。
丁度バジリコと同じ進み具合なんで、

無理やり

同行させてもらった(わは
















その頃エスパは既に目的地付近にいた。
ウィンダスのあたりです。

んでその時バジリコがいたのは
世界の中心

ジュノ。






超とおい。
わっはっは



んなもんで、バジリコが到着するまで

ひたすら待ってもろたんだわ。
ありがとう。


さあさあ


急ぐんだっ!
わーわー



ジュノから乗るチョコボはめっちゃ高い。
それだけ人が多いって事なんですが
1回乗るのに


500G近く

取られるのは貧乏バジリコには痛すぎる。



























どんどん進んで進んだ。



まぁ、多少は

迷いながら

とにかく着いた。


ああ、いたいたエスパ。



随分待たせたねー。

と前にも1回みんなで挑戦してますが、
前回は失敗に終わっていたんだ。

何でだめだったかっていうと、
このダンジョンの中を散々探しまわって

数時間迷ったあげく

結局目的地がわからんかったということさ。


























で、今回ね。

既にこの同じお仕事をクリアしているトロとスカイがいたんだす。
おかげさまでエスパとバジリコの2人、

1分も迷わず

余裕でクリア。
はいっおわり。
みたいな仕事っぷり。


お仕事の内容は、とある盾をウィンダス共和国と同命中の
カラス天狗にお届けするってそれだけなんです。

が、獣人であるそのカラス天狗に何かあげるってのが
ひどく気に入らない我がサンドリアの偉い人は

帰りにカラス天狗どもを殺しまくって収めた盾と同じのをぱくってこいと。
そんな事をおっしゃられたんですよ。

勿論このことは、ウィンダスの偉い人には内緒なんでしょうなぁ、うん。
んで奪ってくる盾なんすけど、
1個収めるんで

何となく


2個奪って来い

とかてきとーに決めた感じ。








とにかくバジリコ、偉い人には逆らえないんで
帰り道にはエスパと2人、談笑しながら




ぶっ殺した。
わは


既にこれくらいの敵なんて何でもないこの2人。
弱い敵にはめっぽう強い僕らは
見える天狗、全部殺した。






あはは、どっちが獣人なんだか




微妙だわ。
たまには腹黒い。















はい、これが例の

サンドリアの


お偉いさん。
給料おくれ。

無事に、今回の任務は終了した。





























そうそう、せっかくウィンダスまではるばる来たので
お買い物。

そうだよアレ、レイズだ。


果たしてバジリコの所持金で買えるのかどうか
怪しいもんですけども、
とにかくお店に見に行った。


そして何とかぎりぎりで手に入れた大魔法レイズ。



遂にこのときはきたのだ。
死んだ仲間を復活させる、その魔法。

バジリコの体にしっかりと刻んだ。
サンドリア生まれのエルヴァーンだって、頑張ればここまでこれる事。
今日のこの日はちょっとした記念日になったのだった。



でもやっぱりホントの記念はこの魔法を使う日が来たときでしょうか。
そんな日がこの僕にもいつか訪れるのだろうか。



そう、レイズを唱える。


それは





















貴方にかもしれない。

死んでください(わは



























で、もうちょっと続く。







ウィンダスにある「骨工ギルド」

この世界にも、様々な生産系のスキルがあるわけですが
それぞれに、その技術を伝える「ギルド」という集まりが存在しますのだ。

国によってどの種類のギルドがあるとか色々なんですが
今回は何となくウィンダスにある「骨工ギルド」に立ちよった。

骨工とは?

えっと







なんだろね?
ワカラン



とにかく、骨で何か作るんでしょうね。




これがその先生。

よくわからないうちにギルドに入ってました、僕。
で、なにやらあれこれ教えてもらって
さあ作ろうっ!って思ったんですが

結局バジリコ


よく分からなかった。
あほですー(きゃー































そして後日、レイズを覚えたバジリコは
仲間と楽しい狩りをしていた。



相変わらず「ダボイ」なんですけどね。






こんなロボオークとかと戦ったりしてね。
これがまた強いんだわ。


動きはなんだかやっと動いてて
見た感じ




ポンコツ

なんですけど強いもんは強い。





あの口とか
ボカッと開いて



何か吐くしね。
なにアレ。






それはまーおいときまして、
いとも簡単に訪れた記念日。

そう、この日が僕の
















レイズ記念日。
第1号は、スカイでした、はい。