<記録NO,25>


オンラインゲームには「公式イベント」ってのが
だいたいありますな。

FFでも初めての公式イベントが行われました。
一応、日時だけ発表されまして、

詳しいことは当日の1時間前に発表とのことでした。
しかしイベントの日は金曜日の夜8時から。

バジリコにはちときつい時間なのである。

が、

必死で帰ってきて

何とか8時半にはログインした。
それくらい、何か楽しみだったのだ。























んで肝心の内容はっていうと、アレ。
世界各地にいて競売所の前で情報を伝えたりしてるあのモーグリね。

モーグリ組合で慰安旅行に出ていたわけですが、
その中の21匹のモーグリが迷子で行方不明になったっ!

んなわけで、各地にて迷子になったモーグリを


はい、みんな探してっ!

ってのが大まかな今回のイベント。



イベントにはつき物の、レアアイテムもあるとかないとか。
んでんで、どういうわけだか
このイベントをするにあたってキャラクターのレベルは低いほどよくて、
更にパーティーの人数が多いほど良いなんて

中途半端な情報が

仲間に入っていたんだわ。



























だからバジリコも、今日は



戦士です。
わは。


装備はすこぶるしょぼいです。
そりゃね、思いっきり初期装備。

生まれたときの装備なんでございますよ。
戦士のレベルは6なんですけど、
ホントにこんなんで良いんでしょうか。

何で低いほうが良いのかは、
誰一人知らなかった。



バジリコだけじゃなく、今回は全員レベル10以下での参加。
そのときいた縁側ファミリーは全員終結したわけで、
人数は1.5パーティーでアライアンスを組んでました。



待ち合わせ場所では見渡す限り、



しょぼい装備。

ほとんど初期装備、または裸である。
とある友達のHachiが聞いたら

よだれをたらして

喜びそうなこの企画、ちょい不安。





























集まったところで、いよいよモーグリ探索なのだ。
んでもどういう状況で迷子になってるんだかさっぱりよ。

何せ、情報といったら

低レベルで大人数。

のみである。
すごい中途半端。








そこで、どういうわけだかエスパに飛んでくる情報。

「サンドリアの港に1匹いるよ」

おお、まずはどんなもんなのか確認だっ!
って事で全員港に走ったのだ。



とりあえず港にあったのは、



人ごみ。

何かがあるっ!
って誰でもわかるこの状態。

んで肝心のモーグリはどこなのよ。
これだけ人が集中してると満足に進めない。

どかどか人にぶつかりながら何とか前の方に行きますと、




いました、今日の主役。
迷子のモーグリ。

いやいや港まで来て迷子もくそもないと思いますけど
ま、ここはひとつ、ご勘弁を。

とにかく話を聞いてみて、
イベントに参加しようじゃないか、ね。



すかさずモーグリに話しかける。
帰ってきた話はこうだ。































(モーグリ)

クポッ!
うは




























(バジリコ)

ふむ、なるほど。
分かったらしい。










訳しますと、こう。


わー、迎えに来てくれてありがとークポ

沢山の仲間達できてくれて嬉しいクポッ!

まだまだ初級の冒険者さんが来てくれて、

ぼくも帰れる勇気が出たクポッ。









と、こんな感じ。





なるほどっ!



低レベルで大人数。

中途半端な情報は、
こういう事だったのか。




モーグリに会うと、ポイントが貰えます。
会うたびに貰えます。

そしてある一定のポイントが貯まるごとに
あるレアアイテムが貰えるという仕組みだ。



低レベルで大人数。

何度も言いますが、
この条件の満たし具合でポイントが変動するってわけですな。






























とここでまた、エスパにぴぴっと情報が届いたっ!
ラテーヌにも迷子のモーグリが





いるクポッ!
誰から届いてるんだ(汗








レベルの低いパーティーでラテーヌってのは
かなり危険な気がしましたが

ま、死んでも気になるレベルでも無いんで
迷わず行ってみた。


んで、やっぱり




超、人ごみ。
わーわーわー




近くまで来ればすぐ分かりますよね、コレ。
でも何か情報を元に来ているだけであって、僕達って実は


ちっとも探してない。

って事には気づかないふりをした。












あ、そうか。なるほどなるほど。

この広大な世界で迷子になったモーグリを探すんじゃなくて

人ごみの中から

探すイベントだったのか。(納得






































クポポッ
あ、情報・・











どうやらあの港町、セルビナにも迷子がいるらしい。
そして更にセルビナとは船で行き来が出来るマウラにもいると。


セルビナにさえたどり着ければ、
一気に2匹のモーグリに会えるじゃないかっ!

ただ、お分かりのとおり、僕らは全員レベル10以下。
物凄く、死の予感なのだ。





が、そんな予感はなんのその、
人が多すぎたのか、はたまたイベントなんで敵が少ないのか

それは分かりませんでしたが
危険な敵に出会うことなく、かなり安全にセルビナまでたどり着いた。


そして無事、セルビナのモーグリを助け出して船に並んだ。
みんなで並んだこのときの景色って一言で言うと、

ぎゅうぎゅう。

って感じ。(わかる?









ほらね。
進めないす。


みな、考えることは同じです。
ここから船に乗るんです。

で、いざ乗り込む段階になってもこの人数。








動きません。
乗れません、はい。

船って人数制限あるんですかね。
それにしても凄い人数。

こんな人ごみ今まで見たことも聞いたこともないですわ。
もうホント、全く動けませんでしたよ。

それでも出向の時間は確実にくるわけで、
縁側では運良く乗れた、数人を除いてセルビナに


置き去りに。
わは



仲間達を桟橋で見送りましたよ。

上京する友人を送り出す気分で元気いっぱい手を振った。
おらは田舎でがんがるべ
ってドンくさいバジリコは当然、

置き去り組。
はい。





と、せっかくの公式大イベントなんですが、
バジリコを含む数名はこのときすでに




飽きていた
ごめんなさい。



いちお、アイテム貰いました。
なんたらモーグリベルトとか何とかいうやつね。

全ての職業が装備できて
プラス1%のHP増量。

モーグリポイントが貯まるたびに強化されて、
最終的にはプラス10%になるんじゃないでしょうか。

HPがプラス10%ってのはかなりおいしいですが、
なんか飽きちゃったんで、
バジリコのイベントはここで終わった。



戦士バジリコも、ここセルビナで




終わった。
さ、かえろ。