<記録NO.18>




とある日、グルーディンにてログインすると
目の前にはたくさんの人が。

「wwください!」

の声が響き渡っていた。

wwてのは、足の速くなる魔法なんですね、確か。
どこかへ急ぐ人が多いんでしょう。

なんかのイベントなのかなぁ。




みんな、外へ向かって走り出す。

スンゴイ光景だわ。






























んまあ、とにかく。



ついてった。

なんか知らんけども。

集団心理ってヤツだっ!




























とっても足の遅いバジリコは、
たくさんの人に抜かれながら追いかける。



んでもみんな
道沿いに進んでるみたいだ。

それにしても、
いったい何だろか。































とと、
足の遅すぎるバジリコを見かねてか、
wwってヤツをかけてくれた人がいた。

おお。超助かるよ!
ありがとうっ!!



ロミオさん、
確かこのとき、「ジュリエット探しに行きます」
とかって言ってまして、離れ離れな恋人をあてもなく

嘘だけどね。

勢いね、はい。


ところでロミオさん、

「ばじりこさんですよね?」

て、バレテル!

この世界一為にならない記録を
見てくれた方なのです。






















はいっ!て元気よく返事しました。



ところで、
このたくさんの人たちはどこへ向かってるのか、
ロミオさんに聞いてみたところ、

「攻城戦ですよ」

なんて答えが。

なるほどっ

一撃でいくつ食らったとか、
見学者は道をあけてくださいとかの
シャウトが聞こえてたのは

そういう事かっ!


攻城戦といえば、
リネージュUにおいて、メインイベントじゃないすか。
発売前から大々的に宣伝してたですね、そういや。

そんなものがヒッソリ始まっていたなんて。
バジリコ全然知らなかったよ!

知らなかったの、バジリコだけですかね(わは

まあいいか!

で、ロミオさんとお話ししながら
お城へ向かって走っていると、

だんだん重くなってきた。
やっぱ人がたくさんいるんだなぁー



























「ああああぁぁぁぁぁ・・・・・」



突然どっかに

落下中。

な、なにコレっ!


























「あっはっはっはっはっは」



飛んでるよ。

ついに神の域ですかボク。































まあ実際歩いてるんですけどね、
雲の上みたいなとこ。



あれ、バジリコ

死んだの?

ここ天国?


流石攻撃城戦ともなると、
ゾーンが切り替わるんだなぁ

と、信じて走り続けてますけども
いつまでたってもこの景色。

何だろココ。




マップ見ても、
お城付近には来てる様だけども・・・

丁度その頃現れた
靴投げ少女のBARに聞いてみた。

「あ、画面壊れたね。リスタートして」

ああ、なんだ壊れたんか。
























なんだよもう。

ゾーン違うのか、
とか一人で盛り上がっちゃったじゃないか。


アドバイスどおり、
リスタートして映像は復活。

元の景色が帰ってきた。

さあ、お城へ向かおう。



























お城の周りには、
ぐるっと一周川があって侵入者を阻む仕組み。

でも全然



阻めてない。

水の中、通れるんですもの。

ズブズブと潜り、
普通に歩いて侵入。

余裕だぜ!























モッコリした丘の上に
そびえたつお城。

入り口付近で戦闘が行われているのかな。



ここらへんで結構重い感じですけども、
必殺FPSがどうのスイッチオン!

画像がしょぼくなるけど、
走れるわっ!


























そして現場。



ぼけーー・・・・・

戦場なんですけどね、ココ。
ぼーっとつったちます。

























うわ・・・すんげい人、人、人、人の海。
よくもまぁ、こんなに集まったもんですね。

見学者もたくさんいたようですけども、
ジャマだよなぁ、僕ら(わは



こんなとこで見ていても、
なんも分からなかったけどね、
だからって最前線行くと死ぬでしょうし。

ま、1分くらいいましたね。

じゃ、帰ります。

お邪魔しました。


























さて、トロとデート。



ハッキリ言って、
攻城戦とかバジリコには
違う世界みたいな感じでしたね。

参加するにしても
途方も無い苦労の先にあるわけで。

正直、いつか参加出来るなんて事も
思ってないですね、はい。

バジリコのペースで楽しむのだっ!


























廃墟にて、へんなNPC発見したりして
でもここで2人は危険だね。
まだまだ弱いバジリコ、トロを守るどころか

守ってもらわないと。

死んじゃうんですね、アハ。



コソコソ移動してました。

そこら中にアンデットが
沸きますし、怖いのね。































「アーススネイク」

トロ「足6本もある」

バジリコ「8本だよ」

トロ「あ、本当だ」



会話は盛り上がり

2人は急接近に違いない。


な頃、BARが合流。
廃墟での狩りを開始しようじゃないか。

BARはメンバーの中でも
ちょいレベルが高め。

更に防御の硬いナイトであるため、
それはそれは頼りがいがあるのだ。

ステキなエルフさんなんだけどね。























よし、前に勝手に決めた
秘密基地へ行こう。

建物の間にある
ひっそり空間なのだ。

へんな取り合いも無いし、
のんびり両手に華でニヤニヤしよう!



























そう、ココだココ。

って、



なんだチミは。

のそっと影から出てきた。






























「なんだろ、スケスケね」

ぼさっとしているバジリコ。



BARが引きつれ、
遠くへと走る。

凄い反応速度だわっ!

見とれちゃったよボク。





























手下を連れたその亡霊は、
BARを追い、遠くへ消えていく。



なんなんだ、アレわ!
僕らの秘密基地に住むなアホっ!

こ、怖いじゃないか。


























ああ、そういやたまに
聞こえてくるよね。

このつぶやきセリフが。



コイツがしゃべってたのか。

霊魂食うんですか、
死神なのかコイツ?!





























て、なんか戻ってきた。



死神の魔力とは・・・
予想もつかないが、相当なものなんだろう。

僕らが狩りに来るような
こんなゾーンに、死神がいるなんて。

聞いてないよバカッ































あああ、トロが!トロが危ない!



今、目の前にいるバジリコが
守らなくてはっ!

ここで守って死神を倒し、

「バジリコさんってステキ」

ぎゅっ

























とか
なるはずだ


これはチャンスじゃないのかっ!?

おりゃあああああーーー!!































アハハ、



無理だよ。

死神だもん、強いもん。


バジリコの背後では既に、、
そっと死神のカマが振り下ろされていた。


























バタッ

あれ、死んだ。



強いなっアンタ!
流石死神だよね!ね!

これは無理だよトロ。
まぁ、運が悪かったよねー。




























ねえ、トロってば。



返事が無い、ただの屍のようだ・・・

天国で結ばれた。

と、いうラストです(わは


<記録NO.18終わり>

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