相変わらず、半裸なバジリコ。
前面隠せる装備って、あるんでしょうか。
とても心配です。
結構たくましい感じなんですけど。
肌の色とか、慣れたし
これはコレでいいかなって。
でも、
この
モッコリ
コレだけ隠したい。
ステキなエプロンとか、探してます。
ま、どうでも良いけどね。
「バカヤロー」
生まれ故郷に叫んでみた。
アハハ、何だこの日記。
さあ、運命どおり、
戦乱に巻き込まれる為に、
今日も修行。
オオカミ５０匹倒してこい！
みたいなクエストしつつ、
経験をつんでいく。
オーク村って、人少ないみたいだけど、
たまに同級生らしきオークもいる。
やっぱ、オークに生まれる人たちって
ムッキムキな戦士系が多いのかな。
両手で殴ってめさ強そう。
攻撃速度も速いすね。
まるでモンスター。
その通り。
僕らモンスターでしたね、あは。
オオカミ狩りも飽きた頃、
村の近場でフラフラしていると、
ステキなジョイナーを見た。
イタ・クシナイデ
何てステキな名前でしょう。
ここは話しかけてお友達になりたいっ！
何て思いつつ、素通り。
何となく、
痛くされそうで
ビビッてしまいました
そしてこんな敵発見。
色んなファンタジー世界では、
オークと共に必ず現れるゴブリン。
今回、オークはこんなに人間っぽくなりましたけども
ゴブリンは普通にモンスターとして登場。
近くに寄っても襲ってこない
初心者用の敵。
一匹相手なら何とか勝てる強さで
経験もたっぷりもらえた。
オオカミ卒業して、
これからはゴブリン狩りだっ！
どんどん戦う、が
襲ってこないけども、
仲間意識があるらしく、近くで戦闘してると
いつの間にか相手は二匹に・・・
一気に減り始めるバジリコの体力。
きゃー
「に、にげ・・・」
振り返り、走り出す。
やっぱり
無理だった。
逃げ出すの遅かった。
そうかぁ、獲物はたくさんいるけども
気をつけないとこうなってしまうのか。
一人の修行ってムズイわっ！
同じ広場にて、
こんな生物も発見。
すっごい気味悪い声で鳴きます。
コレもとりあえず、
襲ってはこなかった。
何とか、勝てましたけども
ギリギリでしたね。
こうして、行き当たりばったりな
冒険が楽しい。
一人っきりなんですけどね、物凄く。
ゴブリンのが、効率も経験もいいかな。
ゴブリン５０匹倒せクエストも
何とかこなしてお金も稼ごう。
んー、
聖火ランナー
じゃないっ、追われてるバジリコ。
カチッ（視線逆転
きゃー
超追われてる
オークって確か、
足の遅い種族なんだとか。
だめじゃんっ、逃げられないの！？
とにかく一目散に逃げる逃げる。
心なしか、差が広がってるような。
あれ？逃げ切れるかも。
しばらく見てると、
ゴブリンへばってスローダウン。
なんだ、やつら疲れるのか。
よく出来てるじゃないっ！
もうそろそろ見えなくなる。
足の長い若きオークは
意外に足が早かったのか。
だいぶ引き離し、振り返る。
へとへとになっても
最後まで追ってくる、が
何故か一匹になっていた。
リンクしたほうは帰ったのか、
なんだか知らないけど、
残ったのはつかれ切ったゴブリン一匹。
一匹相手には
強気なバジリコは
正義の杖で勝利したのであった。
＜記録NO.3終わり＞
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