<記録NO.18>

ずっと停止していたアカウントを
なんかの拍子に復活。

何もかも消えているんでしょうけども、
ふと懐かしくなったわけですよ。

UOって、どんなだったけね。

















って、



キャラが生きていた。

何て長生きなキャラクターなの。
銀行にはお小遣い程度の財産も。

気になるバジリコのお家はどうなの。
トリンシックから徒歩3分、
更にムーンゲートまで徒歩30秒

なかなか良い立地条件でしたよなぁ。
ごちゃごちゃ回りに家は無いですし。


















まあ、軽く

知らない家
建ってた


ま、当然ですよね。アハハ・・



















カバンに入っていた
ルーンブックを頼り、かつての仲間達の
家を回ってみた。

意外にも結構残ってる。
多分やってはいないだろうけども、
アカウントは生きている状態なんでしょうか。

回ってみて、一番笑ったのが
きぃ(十円)の家が

土台だけになってた

新しい仕様として、
用意された家ではなく、自分のデザインで
建てることが出来るらしい。その土台って事なんだけども

きぃのキャラクターからして、見た目

崩れ落ちたような

そんなイメージで笑いました。

もちろんきぃ所有の土台では無いですよ、
念のため。

















でもでも、

UOって、家もってしまうと
入手の苦労から、なかなか停止出来ないすよね。
うまい事出来てます。

実際バジリコも長い間、やりもしないのに
お金払ってましたからね(わは



















ところで、



この部屋に

決めました。

住み込みます。

ドアが開いてたんで、つい。
















友達の家なんですけどね、
状態を確認しますと、

バジリコもフレンドとして
この家に登録されっぱなしでした。



つまり、ここで即ログアウトが
出来てしまうのですね。

持ち主はいないですけども。

そして大量に残された
各種薬品が

使い放題

え!いいの?すいませんね。

最初ゴソゴソとあさってたとき、
コレって何の薬だっけ?

何て猛毒飲んで

死にそうに

だめですよ、無防備にこんなもん
放置しちゃ。























さて・・・

何しよう。

いくらなんでも
時がたちすぎた。
することが思いつかない。

知り合いもいない。
ギルド縁側もバジリコの家崩壊とともに、
土へと帰ったようだ。

森とか、歩いてみた。



















歩いていただけなのだ。
見かける小物モンスターとか、
自慢のペット「ナイトメア」で始末してみたりして。

チャリンとこぼれる小銭を拾った。
少し、幸せでむなしかった。

ほぼ、歩いていただけなのに




















足元から、



何か沸いた

ナニコレ。

いきなり噛み付かれましたよ。

2〜3匹沸いたのかな、
何なのよ。




そういや
音楽スキルとかも少しあったんだと
思い出し、敵をぶつけ合って
何とか無事に退治。

大したお金も持ってなかったんで、
強い敵でも無いんすかね。
よくわかりませんけども。






















適当に歩いて稼いだお金は
2000Gくらい。

この世界では何かと必要な「秘薬」も
銀行には殆ど無かった。

そういや家にたっぷりあったよなぁ。
もう無いけども。

とにかく、何をするにも
今のバジリコには、お金が必要なわけだ。
いつまでも人んちに
寝泊りってのもアレですし。

よし、目標っ!

「家を建てる」

超久しぶりにログインして
一日目にして

無茶な妄想

を目標に設定してしまいました。

くじけるの、得意なんだけどね。


















とりあえずはお金稼ぎだ。
一番小さい家の権利書でも、
5万Gくらいはかかってしまう。

秘薬だって買わなくちゃならない。
どうしよう。

とりあえず行ってみた
イルシュナーで、昔さんざん狩っていた
エルダーゲイザーに

殺され

涙しながら
ふと思い出す、あの町。

隠された町「Wind」である。

確か、現役の頃はよくドラゴンや
デーモン達を狩ってたっけな。うん

メイジのスキルが高くないと、
入ることすら出来ない町。

半分ダンジョン、半分町な独特な空間である。
一応、90くらいスキルあったのよね。


















「うわっはっはっはっは」

っていきなり笑い声っ!?



笑うじいさん、ナイトメアに

瞬殺される

こんな弱かったでしたっけ、じいさん(リッチ)。

リッチっていやぁアレよ、お金稼ぎの為に
銀武器装備した戦士達に
殺され続ける存在ってイメージ。

何か、Windのリッチ余りまくってて危ないんですけど。
ていうかこの町誰もいやしない。

コレは稼ぎ時なのかっ!?



















さらにうろうろ、
再び襲われる、ど・・ドラゴン?!

赤い羽根がバッサバッサ近づいてきた。
うちのナイトメアで勝てるのか・・


















ドラゴン違う。



一瞬似てたけど赤デーモンだったけど、

2匹だった

やばいっすか?!















いやぁ、



うちの子強い。強過ぎるぜ!

久しぶりすぎて、
手順がイマイチだけども
何とかなってしまうのは、強いペットのおかげ。

バジリコは後ろから
コソコソ包帯巻いてるだけなんすけどね。















そんな感じで、
たまたま見つけた赤デーモンの巣。
死ぬとすぐ沸くみたいで、
危険なくらい、狩り続けた。



一匹で350G程くれるので、
かなりの稼ぎになるじゃないすか。

















調子に乗って、
巣のど真ん中へ乗り込み、
扇動って手も思い出した。



丁度2匹わくんで、
便利なんじゃないかなって。

んでもコレ、2匹で
いつまでも殴り合ってて
やたら時間かかって

寝そう

だったんで、やっぱりペットに任せよう。
















だいたいこういった
狩場って、人が多かったりするもんだと
思ってましたけども、
誰一人、通りかかる人さえいませんでした。



おかげで、

飽きるまで

狩り続けることが出来たのだ。


















カバンもこんなに



ぐちゃぐちゃに

なっては銀行へと、
何往復も繰り返し

ソコソコの勢いで、貯金は増えた。


















デーモンが落とした装備の中に、
こんな盾が。



こんなの、
現役の頃拾った記憶無いけども、
追加されてたんでしょうかね。

カッチョ良かったんで、
銀行に入れといた。



















さてさて、
家を建てる大作戦開始から
3日目、ついに5万円ほどの貯金に成功。

一番小さい家だけど、
権利書が買える額に届いた。

早速大工さんを尋ね、
権利書を・・

って

売ってない

どんなんだっけ、道具やだっけ。
そういや土地測定ツールってあったよね。
それはどこだっけか。

何もかもが

なんだっけ

だめだ、記憶がああーー

















全国の大工さん巡って、
ぐったりし、恨めしそうな目で店員にらんでた。



諦めて、
どこかのホームページを見て、
情報を仕入れた。

ふむふむ・・・

権利書って、もう無いんだ・・・















コレ。



こんな望遠鏡みたいな道具で
建てたい家を選んで、
建った瞬間に、銀行から料金が引き落とされる。

そうだったのか・・・

前の様に、家の種類別の
権利書を探す必要も無くなって
物凄く便利になったわけだね。

時代は随分進んでるようで。





















そういや驚いたのが、
死んだとき、どこかで生き返って
自分の死体に戻り

アイテム回収って作業があるんですが、
結構面倒だよね、アレ。
一個一個アイテム拾って

敵のど真ん中で死んだりすると
そりゃあもう、回収大変なわけで。

ところが、今時って

ダブルクリック

以上

ばさっと服は勝手に着ちゃうし
アイテムも元通り全てカバンの中へ。

便利すぎますよ。

あの緊張感も良かったんですけども、
すっかりなまっているバジリコには
とっても有難かった。


















さあ、家の建て方も解ったところで、
最大の難関である、土地探し。

はっきり言って、

あるわけない

そうだよ、解ってる。

わかってますって、コンチクショウ。


















現在家を建てることの出来るゾーン、
トラメル、フェルッカ、マラスと
昔に比べりゃ広大になってるけども、

所狭しと家が立ち並んでいるに
違いないのである。
誰もが欲しがるマイホーム

バジリコだって、
夢のマイホーム再び。なのだ!



















何か知らんけど、燃えてきた!

一番人が少ないであろう、フェルッカが
ねらい目なんじゃないだろうか。
マラスって地理がさっぱりわからないし、

フェルッカの森とかジャングルに、
もしかしたら空いてるんじゃないか。

そんな甘い期待を抱きつつ
望遠鏡みたいの持って
旅に出た。


















旅に出て数分後。



建ったし。

はい?

今なんて?















いやだから、



マイホーム?

なんだよ、今までの独りよがりな盛り上がりを
どうしてくれるんでしょうか、この土地。

トリンシックのムーンゲートくぐったら
大至急空いてるじゃないすか。



















っていうか隣にももう一軒

建ちますけど

どうなってるの、この世界。



















実はこの土地、
小さい塔も建つみたいで
望遠鏡みたいな道具で選択してみたけど

お金足りません

て出たんだよね、バレてるね。

前の家がソレだったんで、
お金溜まったら建て替えようかな。

それとも土台からオリジナルを
造っちゃおうか、とか
微妙な夢が広がりながら、

無謀に思われたバジリコの目標は

3日で成功

あっさりと。




















このあと、
もっと大きな家の建つ土地が、
このフェルッカにはあるんじゃないかって

欲張りなバジリコはふらっと
歩いてみたところ、

深い森の住宅街で、
数人の赤ネーム達が

和やかに談笑

してまして、久々に心臓フルブースト。


気づかないフリで
普通に通り過ぎて、見えなくなった頃に

猛ダッシュ

いるんですね、
こんな住みにくくなった世の中でも。

襲う気は無かったようで、
追っては来ませんでしたけども。





















さて、いくらなんでも
首都の銀行前なんてのは
人がたくさんいるんだろうなぁ、って

飛んでみた。

2人しかいない
凄い寂しい銀行前。

スッといつもの様に
銀行の壁にひっつくと、
すかさず

カバン覗かれてるし

多分何も盗まれてないけども
フェルッカって今更だけど

怖いところやなぁ。




















そんな世界に
家を建ててしまったわけですが、
フェルッカ〜トラメル間って今じゃ
ムーンゲート一つで行き来できますし

帰る手順が一つ増えるだけなんで
まあ、慣れたら余裕かな。

お店開くには向かない土地ですけどね、
ほとんど人通らないもんで。

って、色々いいわけしてますけども
これからやるのかどうかは

気分次第

らしいですよ、気まぐれ屋さんなもんで。


<記録NO.18終わり>