<記録No.14>





馴染みのアンダーシティにて、

死んでます

なんでやねんっ!

街中は平和じゃなかったのか、死体シティ。

ホントは寝てるだけでしょ、

いや、確実に死んでます。

死体なのに。

























とあるお仕事を請けたバジリコ。

分からない言葉ながら、

必死に理解し、

やっとの思いで働いたのに、結果

街中で死亡

だなんてあんまりだっ!






















てワケで、彼を呼んだ。



バジリコと同じ、死体種族

Kuromameさん。

腐ったマメなのです。

でも頼りになる、癒し系。

他人の回復に喜びを感じる職業なのね。

そいじゃあ、傷ついたバジリコを癒してもらおうじゃないかっ





















ある道具を、この場所で使用すると
ボワッと亡霊達が蘇り、

バジリコに襲い掛かってくるのです。



出たなランプの精!

コレが5匹ほど、襲い掛かってきます。


























倒すと、よくわからないモノが出てきて
それをどうにかするって仕事。

ホント、内容はさっぱりだわ(わは



敵を倒すと出てくるのがコレ。

タンバリン

とびっきり派手なやつね。


























危うい戦闘シーンとか、
2人でもかなり危なかったりとか

途中で、超強いメイジが通りかかって
見たことも無い大魔法で手伝ってくれた事とか、

ステキなシーンがありましたが、

撮影は無理

て事で、落ち着いた上の写真しか無かった。























それでも黒豆の力を借りて、
頼まれたお仕事を片付ける事が出来たのであった。

黒豆せんきゅう!

そして、2人はそのまま人間の住むお城へと

攻め入った。

人間相手に戦闘修行なんだぜ、俺達ゾンビ!



いつもは一人で、ビクビクしながら

一人倒したら休憩、のリズムで戦ってましたけども

2人になった事で、かなーり楽になった。






















癒し系の黒豆も、

何だかよく分からない魔法で攻撃してました。

癒すダケじゃないのね!



まぁ、致命傷を与えるのは、バジリコの

大魔法ですけどね

シランけどね。


























そこらじゅうにいる人間達を次々に。



調子に乗りまくる2人。

回復もしてないのに、
どんどん攻撃。

何か最強!うふふん






















あ、ちょっとまって。



今、体力無いのね。

待ってってば!






















とか、待ってくれるハズもなく。



その場で倒れ、

ぺしゃんこに。

元々ガリガリの死体ですからね、

倒れるとぺしゃんこです。





















いつの間にか

逃げ切っていた黒豆どん。



そう、彼は癒し系。

死んだ死体を蘇らせる事が出来るのデス!

彼も死体だけども。




ぽこっと。

いとも簡単に元通り。

ま、腐った体は戻らないけどね。

中途半端に蘇ったわ。

























さて、人間コワイっ!

てワケで、少し弱めのウルフ族狩り。

凄く近所なんですよ。



バジリコの氷魔法で、動きを止めて

殴られずに魔法で倒す。

体の弱い2人の必勝法である。




群れるウルフを倒しつつ、
小高い丘を登ると

ヤツラのアジト入り口が、ぽっかりと口をあけている。

憎きウルフどもを、
沢山倒して、証拠に一部を持って来い!

とか、どっかで言われた気がするんで
何となく突っ込んでみるのです。

結構適当なんですよ、僕らの旅路(わは
























奥には、何となくボスみたいなのがいて、
攻撃すると、ついでに周りのウルフまで絡んできて

2人で会話も無く死にそうにっていうか

実際死んだけども

上手いこと立ち回った2回目の突入が




このシーン。

すっかり落ち着いてまあ。



















カッコよさげなシーンは、

常に



バジリコ主役

みたいな角度で。

こんな感じで、僕らの死体人生は

華々しく進んでゆく。






















さて、

先ほど黒豆に手伝ってもらった
お仕事ですが、

依頼主に報告に行ったところ、



まだ何かが

足りなかった
みたいです



誰にも言えませんでしたけどね(わは







<記録No.14終わり>